こども未来館 設計委託 なぜ高い 四つの秘密
1.改修費に新築費を算入 RIAのお手盛り
こども未来館基本構想では、他市の3事例により㎡単価を求めていますが、こども未来館の整備はラピオビルの改修です。しかし、3事例の内2事例が新築の費用です。設計委託では、この概算事業費と改修面積により委託額が算定されています。基本構想は㈱アール・アイ・エーが行っていますので、自社が受注する設計額を高く誘導したと言われても仕方がありません。
2.誤った(恣意的)予定価格の積算①
設計費の予定価格を決めるにあたり、国の『官庁施設の設計業務等積算要領』に基づき算定しますが、ラピオの改修設計なのに『新築工事の設計業務を委託する場合に適用する』手法で行っています。改修の手法を採用していません。(小牧市建築課にて確認)改修は耐震補強工事等で広く知られているので確信犯的な算定と言えます。
3.誤った(恣意的)予定価格の積算②
『官庁施設の設計業務等積算要領』では別表1-1建築物の類型を適用し算定するが、第11号の『保育園』を採用しています。ラピオビルは商業ビルなので第5号『店舗』を採用するべきです。『店舗』を採用することにより、1千万円以上の委託費が節約できたと思われます。
4.競争性、中立性を排除した、特命随意契約 連発
税金が無駄なく使われるためには、一般競争入札により、適切な価格で発注されなければなりません。しかし、小牧市では、不正の温床と言われている随意契約が乱発されています。
そんな中で、予定価格の流出事件、隠ぺい事件が発生しています。