小牧市政をかえる会

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自殺の市役所職員 遺族が公務災害の認定申請 愛知 小牧

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2018年10月26日 4時47分

 ことし7月、愛知県の小牧市役所に勤めていて自殺した30歳の男性職員について、遺族が職務内容の急激な変化や上司によるパワハラが自殺につながったとして、民間企業の労災に当たる「公務災害」として認定するよう申請したことが、小牧市などへの取材でわかりました。この職員の自殺をめぐっては、市も内部調査を始めていて、「今後、第三者を交えた調査も検討する」としています。

小牧市などによりますと、ことし7月、小牧市役所の情報システム課に勤めていた30歳の男性職員が、自宅のアパートで首をつって自殺しているのが見つかりました。

 部屋にあったかばんからは本人の直筆のメモが見つかり、職場の上司の威圧的な態度や夜眠れないなど、体調や精神面の異変などが記されていました。

こうした状況から、職員の遺族がこれまでの業務と関わりがない部署へ異動したことによる職務内容の急激な変化や、上司によるパワハラが自殺につながったとして、民間企業の労災に当たる「公務災害」として認定するよう、26日までに地方公務員災害補償基金の愛知県支部に申請したことがわかりました。

この職員の自殺をめぐっては、小牧市も上司や同僚への聞き取りを始めていて、「今後、専門家など第三者を交えた形で事実関係を調査することも検討する」としています。

 「返答が冷たい」「威圧的に感じる」

 NHKが入手した職員のかばんから見つかった直筆のメモには、「前任者に聞くことができない」「周りに聞ける人がいない」などと、職場環境に関する悩みがつづられていました。

また、「返答が冷たい」「威圧的に感じる」など、上司の態度への不満も記されていました。そのうえで、「夜眠れず1時間に1回、目が覚める」「頭、脳がくらくらする感覚がある」などと、体の異変を訴えています。

このメモは公務災害の申請の際に資料として提出されていて、遺族は職務内容や職場の人間関係が自殺につながったとしています。